こんにちは、モリマチ@morimachi3です。
- 人生の勝算を読もうか迷っている
- 人生の勝算の内容ってどんな感じ?
- 読んで何か役に立つことあるのかな?
こんな悩みを解決する記事です。
「人生の勝算」は、株式会社SHOWROOM代表 前田裕二さん著の書籍。
人生の勝算は、
「不幸や苦境で目の前が真っ暗な人に対し、前田さんの言葉が一つの光となり、その人に勇気を与えてくれる」そんな本です。
あなたには、人生の勝算はありますか?揺るがない志の軸がありますか?
きっとこの本がその答えへと導いてくれます。
では、紹介していきます。
「人生の勝算」の基本情報
- タイトル:人生の勝算
- 著者:前田裕二(SHOWROOM株式会社代表取締役社長)
- 出版日:2017年6月30日
- 発行所:幻冬舎
人生の勝算は、前田裕二さんの第1回目の作品です。
◆本の内容
- 第1章:人は絆にお金を払う
- 第2章:SHOWROOMが作る新しいエンターテインメントのかたち
- 第3章:外資系投資銀行でも、求められたのは「思いやり」
- 第4章:ニューヨーク奮闘記
- 第5章:SHOWROOM起業
- 第6章:SHOWROOMの未来
プロローグとエピローグを含め、239ページで構成されています。
一見SHOWROOMの話ばかりに見えますが、今に到るまでの前田さんが過ごしたビジネスライフを知ることができます。
人生の勝算を読むべき人
全ての営業マン・事業を始めようとしている人・してる人は読むべきです。
人生の勝算では、前田裕二さんの起業エピソードだけでなく、証券会社時代のお話もあります。
- 営業成績が上がらない
- お客さんが電話に出てくれない
- お客さんからの評価ランキング43位/45位
このような時代を過ごしていた前田さんが、次々と勝ちを重ねられるようになった理由が、人生の勝算に詰まっています。
きっと、営業マンや証券マン、事業を始める人にとって、モチベーションそのものになる本です。
人生の勝算が、ビジネスライフの色を変えてくれるはずです。
では、要約を紹介していきます。
「人生の勝算」要約まとめ
要約まとめは4つ。
- 「絆」という名の魔法
- 思いやりとは「他者」の目を持つこと
- モチベーションはどんな仕事術よりも勝る
- 人生のコンパスを持つ
順に要約していきます。
「人生の勝算」要約:「絆」という名の魔法
大切なポイントは
- 人は絆にお金を払う
- 絆が深まった時、ビジネスは動き出す
- 絆の集合体が「コミュニティ」である
人生の勝算ではじめに注目されているのは、「絆」です。
なぜなら、事業などビジネスに関わることにとって「絆」という魔法は必須だからです。
実際に、絆がどんな価値を生み出してくれるかを、前田さんが小学生の頃から現在に至るまでに経験した事をもとに述べられています。
特に、書籍冒頭の小学生で路上ライブをする話は面白い。
路上ライブのお話に「絆」の本質が書かれています。
人生の勝算では絆の役割を下のように述べています。
ビジネスの周辺にどれだけ濃い絆・コミュニティを形成できるかは、
ビジネスの成功を語る上で、決して無視できない要素になる
引用:人生の勝算P 34
これからの時代、成功するビジネスとは、絆をどれだけ生み出せるかということです。
コミュニティ作りは難しいことではありません。
誰でもできることなので、意識していくことが大切です。
「人生の勝算」要約:思いやりとは「他者」の目を持つこと
大切なポイント
- ニーズをどれだけ考えられるか
- 当たり前のことをサボらない
- 人を好きになる能力を高める
人に好かれるってどんなメリットがあると思いますか?
その答えが人生の勝算には書かれています。
営業やクリエイティブな仕事では、相手が何を求めているか、どんな状況にいるのかなどの「ニーズ」を考える必要があります。
そこで、大切なのは「思いやり」です。
思いやりは「他者の目」を持つことができるからです。
他者の目を持つということは、相手の考えや視点を持つということ。
まさに「ニーズ」そのものなのです。
前田さんは、どんな仕事であっても「思いやり」が必要だと述べています。
自分は思いやりができているか。
営業先の人、サービスを利用する人など、相手の目線を持つように意識していくべきなのです。
思いやりができれば、人に好かれます。
人に好かれることで、絆が深まり、ビジネスが動きだします。
人に好かれるとは偉大です。
挨拶をしたり、相手の名前を覚えたり、当たり前にできることから始めていきましょう。
「人生の勝算」要約:モチベーションとはどんな仕事術よりも勝る
大切なポイント
- 物事の「見極め」
- 熱量の投下量で勝る
- モチベーションは何か
仕事で成功していたり、「あの人すごいな」と憧れを持たれるような人間が持っているもの。
それは、モチベーションです。
なぜなら、人はモチベーションを燃料に活動しているからです。
実際に、前田さんも述べています。
僕が勝利を重ねられたのは結局、
仕事への熱の投下量が誰よりも多かったからです。
引用:人生の勝算P141
同期に勝ちたい、社長に褒められたい、女の子にモテたいなど、なんでもいいのです。
モチベーションをエネルギーに変えて頑張れる人が勝利を重ねることができます。
また、モチベーションを生み出すためには「見極め」が必要です。
前田さんは、「頑張る」を「見極めてやり切る」と表現しています。
例えば、宝が埋まっている山があるとします。
筋肉質な人が、ひたすら掘り続けるのに対し、
前田さんのように「見極め」ができる人は、まず山をA~Zに区分し、宝がある可能性が高い場所を見つけます。
それがC・Dあたりとわかったら、ひたすら掘り続けるのです。
闇雲に掘っている筋肉質の人は「仕事をしている感」があります。
しかし、宝が見つからず不安になり辞めていきます。
それに対し、見極めができる人は、宝があると信じているためやり切れるのです。
人生の勝算では、モチベーションが高まらない人は、「見極め」が甘いと述べられています。
見極め作業を徹底することで、不安に負けず何事もやり切れる人間になっていくのです。
「人生の勝算」要約:人生のコンパスを持つ
- ゴールのない航海をしない
- 人生のコンパスを見つける
人生のコンパスとは、”絶対に揺るがない人生の軸”のことです。
自分は何をしたら楽しいのか、何をしたら幸せだと感じるのかが決まっている人は、人生のコンパスがあります。
つまり、自分の軸がはっきりしているのです。
本文では、仕事は必要最低限に行い、家族との時間を大切にする人の話が出てきました。
その人の人生のコンパスは「家族との時間」です。
家族との時間を軸にその人の人生は動いているのです。
逆に、コンパスがない人は、ただ船を出しゴールも見えない航海をしているだけです。
自分のコンパスを見つけて、幸せを感じる価値観を大事にしていきましょう。
人生の勝算を読んだ後の行動
人生の勝算を読み終えた後の行動は3つ。
- 当たり前のことから始める
- やりたいことがあるなら「見極める」
- 人生のコンパスを見つける
順に解説していきます。
当たり前のことから始める
人生の勝算を読み終えたら、まずは当たり前のことから始めてみましょう。
なぜなら、当たり前のことをサボっている人は山ほどいるからです。
実際に本文で紹介されている当たり前のこととは
- 会社の人に挨拶をする
- 人に思いやりを持って接する
特別難しいことでもなく、小学生でもできるようなことです。
でも、多くの人がサボっています。
だからこそ、当たり前のことに圧倒的な熱量を投下することで、他の人間にも勝るのです。
自分の生活の中で、当たり前のことをきちんとやっていきましょう。
やりたいことがあるなら「見極める」
やりたいことがあるなら、まずは見極めから始めましょう。
なぜなら、闇雲に突っ走っても「頑張っている感」「働いている感」しか生まれないからです。
実際に、やりたいことを始めるうえで、何が解決すべき問題なのかを明確にしましょう。
先ほどの宝の埋まる山の話では、
「闇雲に掘っても時間の無駄→宝が埋まっている可能性が高い場所を探す→頑張る」という流れでした。
行動する中で、何が問題かを見極め、正しい努力をしていきましょう。
人生のコンパスを見つける
人生のコンパスがないのは、
出航して、ゴールも進む道もわからないまま航海しているのと同じだということはわかってもらえたはずです。
でも、人生のコンパスなんて簡単に見つからない
こう考える人もいるはず。
実は、人生の勝算では「人生のコンパス」を持つべきという話で終わっています。
しかし、人生のコンパスの見つけ方を深掘りした書籍が出ています。
それが、前田さん2作目のメモの魔力です。
自分の人生の軸を見つける自己分析のやり方が述べられています。
人生のコンパスを見つけたいという方はメモの魔力も読んでおくべきです。
>>【メモの魔力】要約まとめ!2019年最も読まれたビジネス書とは?
人生の勝算があなたのビジネスライフを変える
いかがでしたか?
人生の勝算の要約をまとめると・・・
- 「絆」という名の魔法
- 思いやりとは「他者」の目を持つこと
- モチベーションはどんな仕事術よりも勝る
- 人生のコンパスを持つ
人生の勝算は、あなたのビジネスに大きな影響を与える本でもあり、モチベーションそのものになる本だと考えます。
人生の勝算が、あなたのモチベーションの火種になりますよ。
最後までありがとうございました。
モリマチ@morimachi3