こんにちは、モリマチ@morimachi3です。
本を読み終えた後、必ずあなたはペンを持つ
こんなメモ術見たことない
今回は、前田裕二著「メモの魔力」という本の感想を述べていきます。
メモの魔力は現在(2020年8月)50万部以上売れている人気の本です。
2019年最も売れたビジネス書としても有名です。
結論から述べると、すぐに自分の即戦力になる本だと思いました。
理由は、メモ術の再現性が高いと感じたからです。
- 今後の人生に不安を持っている
- 自分が何をしたいかわからない
- 今やっていることを続けていいのだろうか
こんな悩みを持つ人におすすめの一冊。
実際に読んだ感想を述べていきます。
「メモの魔力」著者:前田裕二さんとは
引用:Twitter
前田裕二(マエダユウジ)さんのプロフィールはこちら
メモの魔力は第二作であり、処女作である人生の勝算も23万部を超えています。
実際にメモの魔力を読んで得たことを紹介していきます。
メモの魔力の感想・得たこと・気づき
大きく分けると5つ。
- 知的生産性をあげるメモ術
- ファクト(事実)で終わらないメモ
- 抽象化とは「本質を考える」ことである
- 「生きた言葉」のストックはあるか
- 「人生の軸」を見つける自己分析
順に紹介していきます。
知的生産性をあげるメモ術
メモは、情報伝達ではなく、知的生産に使ってこそ初めて本領が発揮される(p24)
僕らは普段、「忘れないように」と記録しておくためにメモをします。
しかしこれからのメモは、「第2の脳」として活用することが大切なのです。
メモの魔力のメモ術では、
「記録としてのメモ」から「知的生産性を向上させるメモ」に変えることが大切なのです。
①知的生産性が増す
②情報獲得の伝導率が増す
③傾聴能力が増す
④構造化能力が増す
⑤言語化能力が増す (p37)
前田さんのメモ術には、主に上記5つのメリットがあります。
記録としてもメモはもうおしまいです。
これからは、第2の脳としてメモをしていくことで、アイデアが浮かびやすくなったり、インプットの量が増加します。
メモとは本来、ビジネスでの活躍が実現できる、まるで魔法のようなアクションなのです。
ファクト(事実)で終わらないメモ
「ファクト→抽象化→転用」という一連の流れ。
これが、知的生産メモにおける最大のポイントです。(p46)
僕らが普段メモをしているのはファクト(事実)です。
何かを聞いてメモをしたり、本を読んでメモをしたり。
これでは記録としてのメモのままですよね。
そこから自分がメモをしたファクトを抽象化し、次のアクションに転用するまでがメモです。
このメモが、右脳と左脳の役割を「見える化」した状態にします。
今では、僕のアイデア展開や行動を見つける大事なツールになっています。
「抽象化」は発明の母なのです。(p74)
アイデアを生み出すには、「具体化」よりも「抽象化」が大切になります。
しかし、多くの人がメモを「知的生産のためのメモ」として利用していないため、抽象化ができていないが事実。
だからこそ、この本を手にとった人はアイデアの発明家になれます。
僕も、この本を読む前と後では、明らかにアイデアの量が変わりました。
メモなくして今の自分はいません。
抽象化とは「本質を考える」ことである
抽象化とは、端的に言うと、「具体的な事象の本質を考える」ことです。(p90)
具体的な事象とは、例えば映画です。
「君の名は」という映画はとても人気ですが、なぜ人気なのか、何が視聴者の心を動かすのか。
このような抽象的な情報を見抜くことができます。
すると、その映画の本質を見抜くことができるので、内容を3分で話せと言われてもできるようになりますよ。
抽象化を通じてインプットした法則は、あとからいくらでも他の具体に転用して味わえる、「価値のある原液」になります。(p89)
抽象化とは、物事の本質です。
しかし、多くの人が、人によって薄められた原液をそのまま利用しようとするから、さらに薄くなったアイデアを生み出すことしかできないのです。
「なんかここのお店の雰囲気いいな」「この映画感動するな」というファクトを抽象化することで、得たことを他に転用することができます。
この原液を手にした瞬間に、メモの魔力にハマりますよ。
「生きた言葉」のストックはあるか
事業や、企画、何らかの自分の挑戦に自然と仲間が集まる状況を作るには、
自分の内にある熱が伝染するような「生きた言葉」を使うことが重要です。(p96)
メモの魔力では、言語化能力を高めることができます。
僕もよく、曖昧な感情や物事を言葉にできる人に憧れを持っていました。
言語化能力があると、説得力や相手に残る印象が大きく変わります。
自分が発した言葉が相手の中に残り続ける、まさに「生きた言葉」を生み出すことができるんです。
特に就活の面接では、「言葉」でライバルより差をつけたいですね。
人間は抽象化、そして言語化することによって、クリエイティビティを獲得しているのです(p104)
言語化がうまい人の特徴は2つ。
- 抽象化能力が高い
- 抽象的な概念に名前をつける力が高い
やはり抽象化が鍵になっていますよね。
「相手に刺さる言葉」を0から作るというのは簡単にはできません。
しかし、自分が刺さる言葉だと感じたものをメモして抽象化することで、自分でも刺さる言葉を生み出すことができます。
「自分の言葉に重みはあるか」一度考えてもいいですね。
「人生の軸」を見つける自己分析
「これは自分にとっての不変の価値だ」と感じられるような、自分を1本貫くような人生の軸を一度見つけられたなら、それは生涯変わらない可能性が高い。(p128)
人生の軸を持つことで、人生の方向性が定まります。
そうすると、自分の行動に自信が持てるし、圧倒的な熱量を投下することができます。
逆に、「本当にこれをしていていいのか?」と不安になる人は、まだ軸を見つけられていないことが多いです。
メモの魔力では、付録として「自己分析1000問」があります。
実際に100問以上解いていますが、こんなに濃い自己分析は他にないと思います。
「メモの魔力×自己分析」のすごさを体験してみてください。
メモの魔力の感想まとめ
メモの魔力を読んで学んだことは、
記録としてのメモではなく、知的生産としてのメモすべきということです。
そして、メモの魔力を通じ抽象化能力を高めるべきだと気づけました。
- 言語化能力
- 物事の本質を見抜く
- アイデアの発明家になる
このメモ術で僕の生活は変わり、今何をしたらいいのかを明確にすることができました。
「自分が何をしたいわからない」「クリエイティブな活動をしている」
このような方はメモの魔力おすすめです。
最後までありがとうございました。
モリマチ@morimachi3