【感想】「メモの魔力」前田裕二|人生の即戦力になる1冊

こんにちは、モリマチ@morimachi3です。

 

本を読み終えた後、必ずあなたはペンを持つ

こんなメモ術見たことない

 

今回は、前田裕二著「メモの魔力」という本の感想を述べていきます。

メモの魔力は現在(2020年8月)50万部以上売れている人気の本です。

2019年最も売れたビジネス書としても有名です。

 

結論から述べると、すぐに自分の即戦力になる本だと思いました。

理由は、メモ術の再現性が高いと感じたからです。

 

  • 今後の人生に不安を持っている
  • 自分が何をしたいかわからない
  • 今やっていることを続けていいのだろうか

こんな悩みを持つ人におすすめの一冊。

 

実際に読んだ感想を述べていきます。


「メモの魔力」著者:前田裕二さんとは

引用:Twitter

前田裕二(マエダユウジ)さんのプロフィールはこちら

SHOWROOM株式会社代表取締役社長。1987年東京生まれ。2010年に早稲田大学政治経済学部を卒業後、外資系投資銀行に入行。11年、ニューヨークでエクイティセールス業務に従事。13年、株式会社DeNAに入社。15年、SHOWROOM株式会社を設立。情報番組「スッキリ」コメンテーター

メモの魔力は第二作であり、処女作である人生の勝算も23万部を超えています。

 

実際にメモの魔力を読んで得たことを紹介していきます。

メモの魔力の感想・得たこと・気づき

大きく分けると5つ。

  • 知的生産性をあげるメモ術
  • ファクト(事実)で終わらないメモ
  • 抽象化とは「本質を考える」ことである
  • 「生きた言葉」のストックはあるか
  • 「人生の軸」を見つける自己分析

順に紹介していきます。

知的生産性をあげるメモ術

メモは、情報伝達ではなく、知的生産に使ってこそ初めて本領が発揮される(p24)

僕らは普段、「忘れないように」と記録しておくためにメモをします。

しかしこれからのメモは、「第2の脳」として活用することが大切なのです。

 

メモの魔力のメモ術では、

「記録としてのメモ」から「知的生産性を向上させるメモ」に変えることが大切なのです。

 

①知的生産性が増す

②情報獲得の伝導率が増す

③傾聴能力が増す

④構造化能力が増す

⑤言語化能力が増す (p37)

前田さんのメモ術には、主に上記5つのメリットがあります。

 

記録としてもメモはもうおしまいです。

これからは、第2の脳としてメモをしていくことで、アイデアが浮かびやすくなったり、インプットの量が増加します。

 

メモとは本来、ビジネスでの活躍が実現できる、まるで魔法のようなアクションなのです。

ファクト(事実)で終わらないメモ

「ファクト→抽象化→転用」という一連の流れ。

これが、知的生産メモにおける最大のポイントです。(p46)

僕らが普段メモをしているのはファクト(事実)です。

何かを聞いてメモをしたり、本を読んでメモをしたり。

これでは記録としてのメモのままですよね。

 

そこから自分がメモをしたファクトを抽象化し、次のアクションに転用するまでがメモです。

 

このメモが、右脳と左脳の役割を「見える化」した状態にします。

今では、僕のアイデア展開や行動を見つける大事なツールになっています。

 

「抽象化」は発明の母なのです。(p74)

アイデアを生み出すには、「具体化」よりも「抽象化」が大切になります。

しかし、多くの人がメモを「知的生産のためのメモ」として利用していないため、抽象化ができていないが事実。

 

だからこそ、この本を手にとった人はアイデアの発明家になれます。

 

僕も、この本を読む前と後では、明らかにアイデアの量が変わりました。

メモなくして今の自分はいません。

抽象化とは「本質を考える」ことである

抽象化とは、端的に言うと、「具体的な事象の本質を考える」ことです。(p90)

具体的な事象とは、例えば映画です。

「君の名は」という映画はとても人気ですが、なぜ人気なのか、何が視聴者の心を動かすのか。

このような抽象的な情報を見抜くことができます

 

すると、その映画の本質を見抜くことができるので、内容を3分で話せと言われてもできるようになりますよ。

抽象化を通じてインプットした法則は、あとからいくらでも他の具体に転用して味わえる、「価値のある原液」になります。(p89)

抽象化とは、物事の本質です。

しかし、多くの人が、人によって薄められた原液をそのまま利用しようとするから、さらに薄くなったアイデアを生み出すことしかできないのです。

 

「なんかここのお店の雰囲気いいな」「この映画感動するな」というファクトを抽象化することで、得たことを他に転用することができます。

この原液を手にした瞬間に、メモの魔力にハマりますよ。

「生きた言葉」のストックはあるか

事業や、企画、何らかの自分の挑戦に自然と仲間が集まる状況を作るには、

自分の内にある熱が伝染するような「生きた言葉」を使うことが重要です。(p96)

メモの魔力では、言語化能力を高めることができます。

僕もよく、曖昧な感情や物事を言葉にできる人に憧れを持っていました。

 

言語化能力があると、説得力や相手に残る印象が大きく変わります。

自分が発した言葉が相手の中に残り続ける、まさに「生きた言葉」を生み出すことができるんです。

 

特に就活の面接では、「言葉」でライバルより差をつけたいですね。

人間は抽象化、そして言語化することによって、クリエイティビティを獲得しているのです(p104)

言語化がうまい人の特徴は2つ。

  1. 抽象化能力が高い
  2. 抽象的な概念に名前をつける力が高い

やはり抽象化が鍵になっていますよね。

 

「相手に刺さる言葉」を0から作るというのは簡単にはできません

しかし、自分が刺さる言葉だと感じたものをメモして抽象化することで、自分でも刺さる言葉を生み出すことができます。

 

「自分の言葉に重みはあるか」一度考えてもいいですね。

「人生の軸」を見つける自己分析

「これは自分にとっての不変の価値だ」と感じられるような、自分を1本貫くような人生の軸を一度見つけられたなら、それは生涯変わらない可能性が高い。(p128)

人生の軸を持つことで、人生の方向性が定まります。

そうすると、自分の行動に自信が持てるし、圧倒的な熱量を投下することができます。

 

逆に、「本当にこれをしていていいのか?」と不安になる人は、まだ軸を見つけられていないことが多いです。

 

メモの魔力では、付録として「自己分析1000問」があります。

実際に100問以上解いていますが、こんなに濃い自己分析は他にないと思います。

 

「メモの魔力×自己分析」のすごさを体験してみてください。

メモの魔力の感想まとめ

メモの魔力を読んで学んだことは、

記録としてのメモではなく、知的生産としてのメモすべきということです。

 

そして、メモの魔力を通じ抽象化能力を高めるべきだと気づけました。

  • 言語化能力
  • 物事の本質を見抜く
  • アイデアの発明家になる

このメモ術で僕の生活は変わり、今何をしたらいいのかを明確にすることができました。

 

「自分が何をしたいわからない」「クリエイティブな活動をしている」

このような方はメモの魔力おすすめです。


 

最後までありがとうございました。

モリマチ@morimachi3

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