「バズる文章に法則があるなら、あなたはそれを知りたいですか?」
今から紹介する本にはバズる法則が詰まってます。
こんにちは、モリマチ@morimachi3です。
今回は、「文芸オタクの私が教えるバズる文章教室」という本の書評・要約を紹介していきます。
- ∇こんな人におすすめバズる文章教室ってどんな本か知りたい
- バズる文章教室を買うか迷っている
- ∇この記事の内容文芸オタクの私が教えるバズる文章教室の情報
- 文芸オタクの私が教えるバズる文章教室の要約
- 文芸オタクの私が教えるバズる文章教室の書評
- 文芸オタクの私が教えるバズる文章教室を読むべき人
- まとめ
文芸オタクの私が教えるバズる文章教室の情報
「バズる文章教室」の情報はこちら
- 著者:三宅香帆さん(Twitter@m3_myk)
- 出版月:2019年6月
- 出版:サンクチュアリ出版
- 価格:1400+税
著者、三宅香帆さんについての情報はこちら。
- 文筆家、書評家。1994年生まれ。高知県出身
- 京都大学大学院人間・環境学研究科博士前期課程修了
- 天狼院書店(京都天狼院)元店長
- 2016年「京都大学の書店スタッフが『正直これ読んで人生狂っちゃうよね」と思う本ベスト20を選んでみた《リーディング・ハイ》」がハイパーバズを起こす
- 2016年の年間総合はてなブックマーク数ランキングで第2位
バズる文章教室は、”バズるための文章の書き方”というより、文芸オタクである三宅さんが「なぜこの文章は面白いのか」「なぜバズるのか」を考え、法則をまとめた本です。
◆構成
チャプター1:バズるつかみ
チャプター2:バズる文体
チャプター3:バズる組み立て
チャプター4:バズる言葉選び
三宅さんがチャプターごと、人気の文章を噛み砕いて解説しバズるポイントを法則として紹介してくれています。
オタクならではの視点で、読みやすく1日で読み終わりました。
文芸オタクの私が教えるバズる文章教室の要約
「文芸オタクの私が教えるバズる文章教室」の要約を紹介していきます。
- バズる文章とは”文を楽しんでもらうこと”
- 49個のバズる文のモデル
順に解説していきます。
バズる文章とは”文を楽しんでもらう”こと
私が何よりも書き手に必要だと信じているのは、シンプルに「どうすれば読み手に楽しんでもらえるか?」という視点です。
引用:「文芸オタクの私が教えるバズる文章教室」p11より
三宅さんは、バズる文を書くためにはあなたの文を楽しんでもらうことが一番だと考えています。
よく知られている”バズ”は 、「動物や子供の癒し系」「誰も知らなかった新発見」「フォロワー数を増やす方法」などがありますよね。
しかし、これは一時的なもの。
一時的なもので終わらせないいようにするために、みんなに好きになってもらえる文章を書くことが
1番の近道だと三宅さんは考えています。
三宅さんの考えるバズる文章は、ファンを作るバズでもあるのです。
49個のバズる文のモデル
バズる文章教室には、49個のバズる文のモデルが紹介されています。
細かい構成はこちら。
- バズるつかみ:7個
- バズる文体:16個
- バズる組み立て:15個
- バズる言葉選び:11個
ピースの又吉直樹さんや、星野源さん、森鴎外など49人の作家の文章から法則を導いています。
秋元康さんが書いた、AKB48の「ポニーテールとシュシュ」の歌詞からなど、様々な文を取り上げていますよ。
文芸オタクの私が教えるバズる文章教室の書評

ここからは書評を述べていきます!
”バズる”の捉え方が変わる
文芸オタクの私が教えるバズる文章教室を読むことで、”バズる”の捉え方が変わります。
なぜなら、三宅さんは常に「文章を楽しんでもらう」ということを意識しながら述べているからです。
決して、「こうすればバズる」とは言いません。
実際に、有名作家の文の「ここが面白い!」「読んでいて楽しい」という思いをもとに、読者にわかりやすく解説しています。
あくまで、読んで楽しい文の法則が紹介されているのです。
僕らが今まで考えてきた”バズ”は一時的に起こる波のようなものでした。
しかし、バズる文章教室を読むことで本当の”バズ”が何かを知ることができます。
自分の文章を見つける
皆さんには自分の文章がありますか?
文芸オタクの私が教えるバズる文章教室を読む事で三宅さんが目指すことは
「自分にしか書けない文章で、他人に楽しんでもらえる」ということ。
誰かの文を丸パクリしてもあなたの文章ではありませんからね。
実際にいくつもの法則があるので、真似ではなくうまく取り入れていく事が必要です。
オリジナルの文章について改めて考えさせられます。
文芸オタクの私が教えるバズる文章教室を読むべき人
文芸オタクの私が教えるバズる文章教室を読むべき人は
- バズにとらわれ過ぎている人
- 文章を楽しんでもらいたい人
順に解説していきます。
バズにとらわれ過ぎている人
バズにとらわれ過ぎている人は読むべきです。
バズにとらわれていると、技術的なことを意識し過ぎて文章を書く事が楽しめていないからです。
「バズれ!バズれ!」と意識して、バズらないと落ち込む・・・。
あなたは文章を書く事が好きですか?楽しんでもらえてますか?
バズを意識しすぎて「読者」という存在を忘れていませんか?
この状況を救うのが文芸オタクの私が教えるバズる文章教室です。
バズにとらわれている人は読むべきです。
文章を楽しんでもらいたい人
バズはもちろん、文章を楽しんでもらいたい人も読むといいです。
実際に、「読んでいて楽しい」と感じる文章を用いて、何がポイントかを細かく述べているからです。
例えばこんなもの。
- 壁ドンモデル:突然口語になる
- 妄想上昇モデル:オチでひっくり返す
- 仮名8割モデル:ひらがなで印象を与える
本当の意味で、楽しんでもらえる文が何かを知る事ができます。
文章を楽しんでもらいたい人は見てください。
「文芸オタクの私が教えるバズる文章教室」まとめ
今回は、文芸オタクの私が教えるバズる文章教室の要約・書評をしてきました。
著者である三宅さんは、子供の頃から本がどんな風に書かれていたかを見る”文体ウォッチング”という趣味があるそうです。
そこから、文芸オタクの私が教えるバズる文章教室が生まれました。
読者に楽しんでもらえる文章、要するにバズる文章を学べます。
「文芸オタクの私が教えるバズる文章教室」を読みたい方は下をクリックしてください。
最後までありがとうございました。
モリマチ @morimachi3